大阪・関西万博流旅譚(仮①)

 大阪・関西万博へ行って参りました(一応書いときますが、もちろん自費です)。本当は宇都宮市が出展するイベント(5/28~6/1)に合わせて伺いたかったのですが、日程的に厳しかったものですから4月半ば平日のあまりイベントが無い日を見越して(ものすごい来場者でしたがスタッフさんも今日は比較的空いてます、と話す)ブース・パビリオンを見て回ってきました。流旅とはいえ、事前学習はしつつオランダ・カナダパビリオン、当日もイタリア・アラブのパビリオンを予約し、それなりに準備万端で挑んだつもりです。いろいろ言われておりますけれども、各ブースやパビリオン内の細かな内容も本当に勉強になり、気が向いたら自身のインプットでこちらに記そうと思いますが是非皆さんご自身で夢洲を体感していただきたいというのが感想としてあります。

 万博に関する報道はポジティブなものもネガティブなものも多彩ですが、やはり「百聞は一見に如かず」。これほど安価かつ短時間に国内はじめ世界各国の取組や文化、最新技術、多様性に触れることが出来るのは万博ならではだと素直に思いました。ロバが旅に出たところで馬になって帰ってくるワケ無いのですが、少しばかり視野の広がったロバになれているのなら、これほど素晴らしいことはない。また大阪への旅を通じて「宇都宮市の良さ」「宇都宮市の課題」も再確認したのは間違いありません。


 招待されたであろう児童生徒もたくさん来ておりました。外国の方とお話したり、写真を撮る学生さん、オールジェンダートイレに戸惑う小学生、「この国どこにあるんですか!?」と質問する子どもたち。何かしらの「学び」を得たであろう場面をたくさんお見受けしました。引率する先生方は本当に大変で、これからの猛暑も考えると「万博に行かない署名活動」も気持ちは理解できなくもないですが、実際に行って見てきた人間からすれば是非前向きに、また主催者サイドは極端なネガティブ報道に惑わされず多くの子ども・若者たちが安全に来場できる学びの機会を提供してほしいと強く思う次第です。とあるブースの若いスタッフさんも、「○○○はいつでも行けるじゃないですか。でもこの万博展示は半年限りなので…もっと子どもたちに来てもらいたい」とお話されておりました。「GWや閉幕に向けて来場者が増えると大変だろうけど、頑張ってね。」と声掛けしブースをあとにしました。

突然はじまった演奏に学生さんも自然と座り込み他国の音楽を楽しむ

あまり使っている人を見かけなかったが、、、

「モーリタニアってどこにある国ですか!?」とラクダをつつきながら質問。

アフリカの国々は首相(指導者?大統領?)の写真が必ず貼ってあるのですが、これも文化の一つですかね。

イエメンブース。内政悪化で外務省からは退避勧告が出ております。旅行に行くのは難しい。

軍事的な意味合いでICTがかなり発展しているイスラエル。宇都宮市が導入しているAI水道管劣化予測診断技術も元々イスラエルの技術です。こちらも全土で退避勧告、渡航中止勧告、不要不急の渡航中止が外務省から発出されています。

ホンダさんが開発した重心移動ロボットUNI-ONE(https://www.honda.co.jp/UNI-ONE/)。今秋に高齢者の雇用増加を見据え、警備会社や清掃会社等での展開を想定しているそうです。段差や勾配も違和感なく移動でき、急な発進を抑制する安全装置も付いています。

タイミングよく吉村大阪府知事アテンドのもとオランダのスホーフ首相が来日。18時予約だったオランダパビリオンが急遽19:30変更となる。


万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」のコンセプト通り、各国の歴史や伝統、自然、文化をミャクミャクと受け継ぎ、あなた様がミャクミャクと鼓動する健康な身体でもって人生を謳歌できるよう、科学や医療、ICT等さまざまな技術を共創する場です。逆にアミューズメント感覚で行った人はつまらないでしょう。「百聞は一見にしかず」、時間や金銭的に行けないよ、という方はバーチャル万博(https://www.expo2025.or.jp/future-index/virtual/virtual-site/)もあるそうですから、是非夢洲を体験してみては如何でしょうか。

当たり前ですが1日で全て回るのは不可能。見たいけど見れなかったパビリオンが2つほどあるので、叶うならばもう1回行きたい…

宇都宮市議会議員|茂木ゆかり後援会

ご覧いただきありがとうございます。宇都宮市議会議員|茂木ゆかりと、後援会活動をちょぼちょぼアップしていきます。 普段は真面目、時に泣きあり笑いあり。どうぞお付き合いください。

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