レベルアップの防災訓練
そうだ、ブログ、書こう。急な思い付きで意味不明な行動取ることありませんか?阿呆みたいで自己嫌悪になることも多々あるのですが、そんな意味不明な行動は潜在的に意味があったりする事もあるようで、自身の心をうまーく保つためだったり、嫌な事で埋め尽くされた脳ミソをリセットする為だったり。そういえば学生の頃、次の日がテストだと言うのに復習もせず部屋の掃除を始めたり、2週間後は大事な試験なのに特に目的も無く10日間1人インド旅行を敢行した記憶があります。ですから、いい大人になった今も夜中に急に起きだして(明日も早いのに)ブログをしたためるのも何かがあったりするのではなかろうか、と思います。
さて、本日は峰地区の防災訓練でした。普段と違うのは、避難所の体育館や車中で実際寝泊まりするという点です。運営の皆さんは「急な災害を想定しての訓練ですから、そんなに準備してませんよ」とは仰っていましたが、毎度趣向を凝らし、参加者へのきめ細かい配慮が伝わる大変勉強になる訓練でした。
自宅から徒歩で避難所まで移動し、防災士さんと救急隊員のお話を聞きました。その後炊き出し訓練とテントやエアマットなど、個別スペースの設営を行い、皆でアルファ米のおこわと味噌汁、おやじの会さんが準備した焼肉を食しました。午後9時消灯。
訓練早々スリッパを忘れ、新聞紙で簡易スリッパを作成。形から入る。右が新聞紙3枚踵アリ、左が新聞紙2枚、踵ナシ。当然の事ながら3枚踵アリの方が履きやすい。新聞紙は応用して何にでも使えるので、災害時の必須アイテムです。
防災士さんの講話。ハザードマップ、防災グッズの中身、その他防災減災に関するさまざまなお話を聞く。
救急隊員の方からは救急通報の適正化に関するお話(不要な救急通報が最近激増しているらしい。中には寂しさからお電話してしまう人もいるとの事)や、胸骨圧迫、AEDのやり方を教わりました。もう分かっているよ、といった内容でも適宜おさらいがよろしい。
ご飯の準備。アルファ米にお湯を入れるだけであら不思議。あっという間におこわが出来上がりました。中学生の皆さんが準備してくれました。美味しかったです、本当にありがとう。
個別スペースの設営。台湾の地震で一躍有名になったワンタッチパーティションが登場。簡単に広げることが出来ました(逆に片付けは大変みたい)。宇都宮市全体で1,800個備蓄しています。エアマットは長期保存の影響もあり、相変わらず膨らますのに手間暇かかる代物でした。電動で空気を入れたら破裂が相次いだそうですが、数をこなしていく内スムーズに空気を入れることが出来たそうです。
地元のお医者さんでもある柏倉ゆうじさんはじめ看護師の皆さんが、避難所や車の中で寝泊まりする方の健康チェックをしてくれました。峰の人材フル活用。安心ですね。
懐中電灯でペットボトルを照らすと、簡易ランタンに。アクエリアスが1番明るいそうです。就寝前は地域の皆さんと防災の事や地域の事、他愛もない日常についてダベりました。こんな時間も避難訓練の醍醐味なのかもしれません。子どもたちにとっても大切な時間になったのではないでしょうか。貴重な時間を過ごすことが出来、運営の皆さんには改めて感謝です。
来年も、是非やりましょう!
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