防災の意識づけと12月議会

あっという間の12月、皆様如何お過ごしでしょうか。そろそろコタツを出さねば寒いのですが、持ち前の面倒くさがりが炸裂して修行僧なアンビバレント状態のこの頃です。
この時期は防災関連のイベントが目白押しです。私の住む峰地区も先日、防災祭りが実施されました。各自治会ごとに歩きで避難所へ移動。その後各班に分かれ、救助工作車の見学・消防通信システムlive119の実施・煙の中の避難体験・消火器体験・胸骨圧迫訓練等を行いました。
東消防署・女性消防団・宇都宮市危機管理課の皆さんから様々なお話を伺い、訓練を実施。真剣です。

峰地区は比較的災害が少ない地区ではありますが、皆さんの関心が非常に高い。水害だけでなく、地震や大火事も災害ですから、備えあれば憂いなしで継続していきたいですね。ふと気にしているのは、訓練の告知が回覧板のみですので、地域の方に広く訓練を知っていただき、自治会に入っていなくても参加できる工夫(学生も多くお住いの地区なので)や災害時要援護者も含めた訓練、1日体育館に寝泊まりしてみる、というのも面白い試みなのかなと思ったり。

最後は婦人会さんが作ってくれた豚汁と避難食(アルファ―米)のおこわを食す。大変美味しい。ねぎが甘いね~、若いんだからおかわりしな~、新年会来るんだんべ~等だべりながら和やかな雰囲気で訓練を〆ました。設営されたまち協の皆様、お疲れさまでした!!




12月議会も始まりました。今回自身の質問が無いので、少し余裕を持って議案審査を行っているところです。この時期の風物詩である人事院勧告を受けた年末ボーナス引き上げの議案も上程されております。物価高騰の折、一般職員さんや地方公務員法に適用されていない特別職の中でも通年で報酬を6%減額している方々(市長、副市長、教育長、上下水道管理者)に対しての引き上げはまだ納得できるのですが、そもそも議員に対して人事院勧告の適用を行うこと、また中小零細企業が大半を占める宇都宮市の現状、物価高騰で市民に現金給付などの対策を行なっている現状を鑑みれば市民に寄り添うべき議員のボーナス引き上げは理解を得られるものではないとの認識です。

また最近は様々なところで、宇都宮市の議員は報酬以上の働きをしているのか、との問いを頂戴することも増えました。我々の会派が報酬の15%カット(カット分は被災地支援等に活用)を自主的に行なっていることからそのようなお話にもなるわけですが、議会の広報機能はもちろん、議員個人も本気になって普段の活動と発信を強化せねばならぬと常々思う次第です。
この御時世ですから、「SNS発信はじめ地域・後援会・自身のサークル等での活動報告」は議員として最低限やるべき事だと思います。しかしSNS発信とは言っても、「〇〇のイベントに参加してきました。」「旗持って〇〇交差点に立ちました。」のような事後報告系だけではなく、議員個人の考えや問題提起等も発信しないと意味がないと思いますし、反面、いくらSNSを頑張っていても、議会の中で感情に任せた、よく調べもしない頓珍漢な事を発言しているようではナンセンスだと思うのです。
我々議員は報酬以上の仕事をすべく活動するのは当たり前。その分、市民の皆さんには是非、自分の街の議員が普段何をやっているのか、関心を寄せて頂き、たまにはその議員さんの事を調べてほしいなと思うのです。
最近は安芸高田市の市長vs議会が面白いよね、なんてお話もよく頂きます。教育委員の人事案が議会で否決となった兵庫県芦屋市のなどもフォーカスされています。正直、平和な取り組みってあまり興味を持たれないんですよね。一度炎上🔥も覚悟で、興味を持ってもらうための「おもしろさ」や「劇場型」に舵を切ってみるのも・・・。とふと考えてみたり。日光市の議会報告も今回かなり攻めていて、よくやったな~と感心してしまいました(https://x.com/nikkosigikai/status/1730523030357774625?s=20:日光市議会Xより)

こういうのって、かなり力量が試されますし、場合によったら職員さんは大変になるんでしょうけども。

宇都宮市議会議員|茂木ゆかり後援会

ご覧いただきありがとうございます。宇都宮市議会議員|茂木ゆかりと、後援会活動をちょぼちょぼアップしていきます。 普段は真面目、時に泣きあり笑いあり。どうぞお付き合いください。

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